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カーブドアイボリーの傑作!! 『静かなる森の鹿』 ドイツ 1840年〜1850年頃 5,4cm×4,7cm 重量 7,2g Sold カーブドアイボリーの鹿は、最近はピタッと姿を消してしまい、何と三年ぶりの登場です! アンティークの良い物は、ある時期にピタッと出なくなるものですが、カーブドアイボリーは正にその好例です。 それにしてもこの作品は、40年で三本指に入る傑作なんだから嬉しくなりますね!♪ ちょっと小ぶりで、フレームも鹿も超繊細な彫り!! しかもこの繊細さで無傷のパーフェクトコンディションなのは奇蹟的!! |
この鹿のカーブドアイボリーは、普通の物に比べて、ずっと繊細な美しさを感じるのは、ブドウの木を彫ったフレームまでが、繊細極まりない透かし彫りだからです!! 普通は壊れにくくするために、フレームは厚みを持たせ、透かしにはしないものなのですが、 この作品は、そんな事を無視して触れるのも怖いほどの超繊細な透かし彫りにしています!! この作者は商品として売れる物を作るのに飽き足らなくなり、フレームも含めて全体が繊細な作品に挑戦したんじゃないかと、僕は推測しています!! これだけ超繊細な彫りは、普通の腕の職人では制作不可能なので、当時の名人級の職人が作った筈です! それにしても、これだけ拡大しても傷が見つからないのは、本当に凄いことです!!♪ |
これだけ繊細な透かし彫りは、彫った後に磨いて仕上げるのに非常に手間が掛かるのです!!
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象牙の色も実に美しいじゃありませんか!♪ これは象牙の質が良いのと、余程大切に保存されていたからに違いありません! このブローチは服に付けた時の見栄えは最高です!!♪ 百万円台のカメオにも勝るとも劣らない魅力があると僕は思っています!!♪ 皆さんにちょっとだけ勇気を持って付けて楽しんで頂きたいと思っています!♪ 電車やバスの乗る時は外してくださいね。 《参考》 カーブドアイボリーの故郷 |
鹿は完全に立体的な彫りなのでどの角度から見ても美しいのです! 森に自生するヤマブドウの実を食べようとしているポーズなのでしょう。表情も穏やかに感じます。 |
カーブドアイボリーの鹿は数あれど、やはり上手い下手があるものですが、これは実に巧みな彫りだと思います! |
ブドウの葉は一つ一つが立体感を出した巧みな彫りですし、ブドウの実も丁寧に彫ってあるのが良いですね。 |
どこから見ても完成度の高さを感じる素晴らしい彫りです!♪ |
フレームの外側のブドウの細い蔦は、前から見ると、細くて壊れやすい感じがしますが、側面から見ると、結構厚みがあるのが分かります。 見た目より壊れにくいようにちゃんと作ってあるのです! まあ、そうでなかったら、約170年もの年月を壊れずに残っていることはありえませんからね。 |
ブローチのピンもオリジナルの物が付いています。 |