このタイプのシードパール・ネックレスは、レイトヴィクトリアン（ヴィクトリア時代後期）の代表的なシードパール・ネックレスですが、日本人の女性の感覚に合う事から、現代の日本でもとても人気のあるネックレスです！♪

僕も今まで結構な数の、このタイプのシードパールネックレスを扱ってきましたが、40年間で、これが最高の作品です！！！♪

このネックレスに使われている天然真珠は小さな珠は半分にカットされたハーフパールで、少し大きな珠は真円真珠です。

そのすべての真珠が当時のままの真珠で、最上質の真珠は全く変色が見られない完璧な状態なのには感動するばかりです！！！♪

全く変色が無いのは、真珠を留める技術が如何に優れたものであるかの証しなのです！！！

もし、留め方に問題があると、真珠が外れて修復しなければならず、その時に接着剤を使った安易な修復をしてあると、それが元で真珠が変色してしまうのです。

約120年〜140年も経っている物なので、普通はいくつかの真珠が外れて修復されているのが普通なので、このネックレスは例外中の例外なのです！！！♪

このネックレスはペンダントの部分もチェーンの部分も、19世紀後期の最高水準の仕事で作られていて、その完璧な出来映えには驚くばかりです！！！♪

オールハンドメイドのチェーンは、すべてにハープパールをセットして、その間に二本の溝を彫った粒金付のパーツをつないだ過去に見たことが無い素晴らしいチェーンです！！

このチェーンは表裏、側面のどこから見ても美しい完璧な仕事で、いったいどのぐらいの時間を掛けて作ったのだろうと感服するばかりです！！♪

このネックレスはペンダントを外して、チェーンだけでも使えますし、ペンダントの部分は今は無くなっていますが、元は取り外し可能なブローチ用の金具が付いていたので、別途費用が掛かりますが、完璧に再現致します（5万円〜6万円）。

またペンダントは、金具を工夫すればペンダントとしても使えるようになると思います（費用は別途見積もりをお出し致します）。

天然真珠と養殖真珠の違いについては、《知られざる天然真珠の魅力》をご覧ください。