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初期アールデコ ダイヤモンド ペンダント アンティークジュエリー

初期アールデコ ダイヤモンド ペンダント

イギリス? 1920年頃
オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、プラチナ、
4,6cm×3,3cm
重量 8,8g
チェーン 41cm(アンティークではありません)
Sold

これはアールデコというよりも、オールプラチナのエドワーディアンと言うべきペンダントです!


デザインは洗練されたエレガントなものですし、拡大画像で解るように、当時でもハイレベルのミル(縁のギザギザ)が打たれています!


ミルはエドワーディアンからアールデコ初期のプラチナ・ジュエリーでは重要なポイントです!!


ミルはタガネで打って一つ一つのミルの頭部をヤスリで丸く仕上げるのですが、考えてもみてください。
このペンダント全体でどれだけの数のミルが打たれているかを・・・。

高度な技術ともの凄い手間と根気がいる仕事なので、ア-ルデコ後期(1930年代)ぐらいから姿を消して行くんです。


拡大画像でミルの頭が綺麗に丸く仕上げられているのが解ると思いますが、これがエドワーディアン〜アールデコ初期のハイレベルのミルなのです!!♪

実物では余りにも細か過ぎて一つ一つのミルの美しさは解りませんが、縁のすべてが繊細できりっとした繊細の美を感じます!!♪

このペンダントはデコ初期の物の中でもとても繊細な作りですが、約100年もの使用に耐える耐久力があるのが、現代のジュエリーとの違いです!!

現代のジュエリーは型を作ってプラチナを溶かして鋳造する量産品ですが、アンティークジュエリーの場合は、プラチナの板を叩いて鍛えられた材料から、タガネで打ったり、糸鋸で挽いたりして作る、完全な手作りの一点物です!!!

だから耐久力が天と地ほどの違いがあるのです!!!

それにアンティークジュエリーは、見ていて愛おしくなるような繊細な美しさがありますが、現代のジュエリーではボテボテしたものばかりですし、10年も経ったら地金代にしかならない物ばかりです!

現代の高価なブランドジュエリーを買うということは、お金ドブに捨てるのと同じことなのです(笑)

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このペンダントのダイヤモンドは、小さな石まですべてオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドが使われていますが、ローズカットダイヤモンドを使っていないところに作者の拘りを感じます!♪


すべての石がクリアで綺麗に輝く上質の石が使われていますし、カットも当時の最先端のものです!
初期アールデコ ダイヤモンド ペンダント アンティークジュエリー
1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

小ぶりで使いやすい大きさです。

初期アールデコ ダイヤモンド ペンダント アンティークジュエリー こういう完全な手作りの一点物は、1940年代以降は、余りにも手間が掛かることから、型を使ってコストダウンした量産品を作って売るようになるのです!


第二次大戦後はヨーロッパの王侯貴族などの上流階級の人たちが力を無くす一方で、アメリカのハリウッドの女優や成金の連中が、高級宝石店の上客になる訳で、繊細な優美な美しさよりも、高価な石が付いていればそれだけで良いというつまらぬジュエリーが氾濫して行くのです!


あのハリーウインストンのジュエリーなどは、その典型的な例です(笑)。
初期アールデコ ダイヤモンド ペンダント アンティークジュエリー だから高度な技術で作られたこのペンダントのような物は、今では到底作ることは出来ないのです!!


こういう難しい細工は毎日毎日作り続けていないと、技術を保てないものだからです!!


作ってもその価値を認めて高いお金を払って購入する見る眼を持った人たちがいなくなって行ったせいで、良い物を作っても売れなくなり、後継者が育たなくなってしまいましたからね・・・。



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鍛えたプラチナなので石をしっかり留められるのです!
だから約100年経っても石が落ちないのです!
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よくぞここまでという繊細な作りです!!


第二次大戦以降のジュエリーは、この繊細な美しさは全く無くなってしまっています!!




だから貴重な宝物なんですよ。
アンティークジュエリーって・・・・。
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裏 裏の仕上げもとても丁寧です。
初期アールデコ ダイヤモンド ペンダント アンティークジュエリー
1円玉サイズ ←実物大↑
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
初期アールデコ ダイヤモンド ペンダント アンティークジュエリー


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