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何とも美しい飴色のべっ甲の造形!!♪ このようなべっ甲は、大きな亀の甲羅の中でほんの一部しか取れない貴重な部分なのです!! そしてその中でも最上質の部分だけを使った、べっ甲の飾り櫛としては最高級の物です!! 上の縁のプラチナにダイヤモンドがセットされた部分には、エドワーディアン〜アールデコにかけての最高級のプラチナ・ジュエリーに勝るとも劣らない素晴らしいミルが打たれています!!♪ 和を感じる繊細な美しいプラチナの透かしと、見事なべっ甲細工から、これは1930年頃に日本で作られた物に違いないと思ってよ〜く見ると、裏に『芝翫香』のマークが入っていたので、大いに納得しました!! 「芝翫香」の歴史は、1813(文化10)年、歌舞伎役者・三世中村歌右衛門が、大阪・心斎橋筋「大丸呉服店」の向かいに、びんつけ油(商品名「芝翫香」)を取り扱う店を創業したことに始まり、時代とともに取り扱い品目は、眉はきや白粉、簪や櫛、笄などへと移り変わり、やがて明治に入ると、鼈甲、珊瑚などを使った飾り櫛を作るようになるのです!! この飾櫛は、1930年代(アールデコ)の物だと思いますが、同年代のフランスのトップレベルの物に勝るとも劣らない素晴らしい細工と造形です!!!♪ やはりべっ甲細工に関しては日本の方が上なんだなと関心してしまいます!!♪ こんなに素晴らしい髪飾りを作った「芝翫香」なのに、今では何の面白みも魅力も感じない、ごく普通のジュエリー(高いだけ・(笑))の会社になってしまっているのは残念です。 まあ、世界中のすべての有名宝石店もすべて同じでけどね〜(笑)。 |
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「芝翫香」の髪飾り(飾り櫛) 日本 1930年台 べっ甲、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、プラチナ、 11,3cm×4,9cm 重量 19,2g ¥580,000- ← 「芝翫香」のマーク |
上部にも透かしが施されています。 |