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「マリアとエンジェル」 古代ローマ 3〜4世紀頃 アゲート フレームはRenaissance特製 |
このカメオは非常に珍しいモチーフで、石もそれに会わせてとてもエレガントな雰囲気のある半透明の美しいアゲートを使っています。マリアの衣装の一部が透けて見えるところなど、軽やかな薄い生地の雰囲気がとても良く表現されていますし、キリスト教がようやく古代ローマ帝国の国教となり、それまで迫害された来たキリスト教徒の歓びが感じられるような、表現力豊かな素晴らしいカメオだと思います。マリアの左のキューピッドの首が無くなっているのはちょっと残念ですが、古代ローマの極めて希少価値のあるカメオですから、その美術的価値に影響を与えるものではありません。 この時代はまだインタリオに比べてカメオが少ないのは、カメオが主に女性のために作られたからかも知れません。 |