インタリオ 古代ギリシャ 紀元前1〜2世紀頃 ニコロ(熱処理されていない天然のままのオニキス) 縦 1,5cm × 横 0,9cm フレームは19世紀 ※モチーフについては調査中
ニコロ(天然のままのオニキス)の白い層を下の黒い色が透けて見える程、極限まで薄く削ることで幻想的な雰囲気が出ているのですが、この表現はインタリオならではの魅力だと思います。これはアートの原点ではないでしょうか。 2千年以上も前からオニキスが熱処理されて白と黒の二層の石になっていることを考えると、天然のままのオニキスでインタリオやカメオに使えるような二層の層を持つ綺麗な石が、いかに貴重な物であるかが解ります。 ニコロのインタリオは小さくてもインパクトがありますから、指輪やペンダントにしても高価な宝石に勝る魅力があるのです! このインタリオのフレームは19世紀の粗末なフレームなので、外して回転式の指輪兼ペンダントに作り直すのが良いと思います。
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