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ルネッサンス インタリオ リング&ペンダント |
このように綺麗にカットした透明な半貴石のインタリオは、ルネサンスの頃から作られるようになるのです。いろいろな石が出回るようになり、石のカットの技術も進化したからでしょう。このインタリオは光沢感のある綺麗な色の小さなトルマリンに二羽の小鳥を彫った物で、愛と平和を意味するところから、結婚指輪として使われていたものだと思います。 まだ機械の無い時代に、たった0,7cm×1cmの固い石にこれだけの図柄を彫る(しかもインタリオ)のは至難の業です!! 右の鳥は少し大きいのでオス、左は少し小さいのでメスでしょう。こんな小さな彫刻なのにちゃんと雄雌を彫り分けているところが素晴らしいと思いませんか?♪ トルマリンの硬度は7〜7,5でアゲートと同じですが、インタリオに使われる石がアゲートやコーネリアンが圧倒的に多いのは、硬度だけの問題ではなく、石の性質(彫りやすい)の違いにあるのだと思います。 こういう愛らしいモチーフの物はその小ささが魅力なのですが、画像では その魅力をお伝えするのは難しいですね。大きく拡大するとインタリオの彫りの良さは解るのですが、小さいが故の魅力は伝わって来ないですから。 そして小さな写真ではまるで貧弱に見えてしまうのです。 ぜひ、皆さんに手にとってこの小さな美しいインタリオを見て頂きたいものです。 |