バロック 水晶 ペンダント

『ゴルゴタの丘』

ルネッサンス後期の名品!マイクロ彫刻画の原点?


 表は厚みのあるロッククリスタル(水晶)の中央部を彫って、象牙の細密彫りでの十字架に磔にされたキリストと、聖母マリアとヨハネほか6人の人物と二頭の馬を彫った物が入っていますが、これがたった2cm×1,4cm(奥行き0,6cm)の小さなスペースに彫られているのです!!♪3人の人物はおそらく兵士なのでしょう。長い槍のような物を 持っていて、それが僕が以前に扱ったマイクロ彫刻画の『廃墟と旅人』の旅人の持 つ杖のように極細なのです!!これがもしかしたらマイクロ彫刻画の原点なのかと興 奮しています!!!そして象牙の彫り物の上はロッククリスタルでカバーされています。 人物や馬は斜面に配置され、足下はどういう細工か解りませんが、超細密な雑草が 立体的に表現されているのは驚異的な細工です!!!下の方から見るとキリストの背景 が青く輝き、今はクリスチャンではない僕も敬虔な気持ちになってくるほどす!!♪
 全体の形は4cm×3,4cmの楕円型で四隅をカットしてあり象牙の彫り物が入っている部 分は菱形の形の中央部にあります。そして裏にもロッククリスタルの窓があり、その中には左手に砂時計を持つ象牙のユーモラスな骸骨(笑)が入っていますが、これ はラテン語の『メメント・モリ』を意味し、自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れる な」という意味の警句でなのです。芸術作品のモチーフとして広く使われ、「自分 が死すべきものである」ということを人々に思い起こさせるために使われたのです。 フレームと窓の部分の縁には金の装飾された金具が付いていますが、全体的にはシ ンプルで軽やかなデザインで、ルネッサンス期の物のようにごてごてした装飾過剰 の作品とは違い、心地よい美しさを感じますね♪300年〜400年も前に作られた作品としては完璧と言えるような素晴らしいコンディションなのは驚異的です!♪完璧なミュージアムピース!!♪

ロッククリスタル(水晶)、象牙、ケツァールの羽毛、動物の髭、エナメル、ゴールド。
イタリア 16世紀(バロック期) 


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