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皆さんは、この彫金を見て驚くべき事実に気がつかれたでしょうか? スリーカラーゴールドの彫金は、この時代の一級品なら当然の事ですが・・・。 白っぽい金属は何だと思います!!?これは何とプラチナなんです!!! 僕はこのブレスレッドでも1850年代にプラチナを使っているなんてと驚愕の思いだったのですが、これは19世紀も初頭、リージェンシーの時代の物ですからもう、言葉も出て来ない程の驚きと感動です!!!♪ プラチナは18世紀末に実験的には使われているとは物の本に書いてはありますが、実際に品物に使われているのは、海外の本でも、ルーブルや大英博物館でも見た事がありません!! プラチナは融点が金よりずっと高く、まだガスバーナーの無い時代には一体どうやって加工したのだろうと不思議でなりません!!それに産地も限られて、量もごく僅かしか採れていなかったでしょうから、これを作るには想像を絶するコストが掛かった筈だと思いますね。何しろエドワーディアンの頃でさえ、プラチナは今の何十倍も高価だったので、表面のごく薄部分だけがプラチナで裏を金にしてあるのですから・・・。これはエドワーディアンよりさらに100年も前に作られた事を考えると、そんな事ある訳ないだろうと言いたくなります(笑)。でも銀なら黒くなる筈だし、ホワイトゴールドはデコになってからですから、このような金属はプラチナしか無いんですよね。 これだけ大きく拡大すると繊細なイメージがまるで感じられませんが、実物はすご〜く繊細でそれは美しい物です!!♪ 次の拡大画像をご覧下さい。 |
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