19世紀初期のカメオは中期より一段と少なく、小ぶりで構図がクラシックで面白みのあるのが特徴です。
　 水を汲みに来た女性のドレスの柔らかなドレープ、瓶に流れる水の表現良いですね♪それにまるで置物を乗せる壁の台に乗っているのが面白い！しかもたった3,3cm×2.3cmの小さな石にこれだけの複雑な構図を彫る事はかなり難しい事で、ヴィクトリアンのカメオではこのようなタイプのカメオはほとんど見られないのです！
　つまり、小さなハードストーンカメオでこのような構図の物は19世紀初期のカメオならではの特徴なのです。そして19世紀初期のカメオは石の質感が良いのです。 オニキスの色もはっきりした白と黒ではなく、微妙な美しい色合いなのが素晴らしいでしょ♪

　僕はアンティークのカメオの魅力にフレームも入ると思っていますが、ノーフレームでもこれだけ優れたカメオで価格が格段に安ければ、とてもお買い得な品だと思います。アンティークのフレームが付いているカメオでも、巷で販売されているこのぐらいの価格のカメオは、センスも悪く9Kかピンチヴェックの粗末な作りのフレーム付いているのですから、それならノーフレームで肝心のカメオ本体が優れた物が良いのに決まってます！♪（笑）

ハードストーンカメオ
オニキス
フランス又はイタリア
19世紀初期
3,3cm×2.3cm

より詳しく知りたい方はどうぞお問い合わせください。裏側の画像など、いろいろな角度からの画像もご希望に応じて送らせて頂きます。遠方の方も原物を見て頂いてから購入をお決めいただけますのでメールかお電話で[TEL:0120-974-384,お申し込みください。