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リボンの下に細長い卵型の本体が下がっているフォルムが綺麗ですし、グリザーユ(灰色調の淡彩明暗画
)のシックな色調に、時代を感じさせる形と色のシードパール (ハーフパール)がマッチして、可愛さの中にも古びた味わいがあって良い雰囲気です。エンジェルの外側に繊細な模様を綺麗に彫ってありますが、これがクラシックな雰囲気を出すのに大いに役立っています。狭い縁に繊細な模様を綺麗に彫るのは大変難しいことで、現代のジュエリーではこういう仕事は全く見られませんし、アンティークでも良い物でないとここまではしていませんね。ただ装飾を施してあれば良いというわけではありません。それぞれの仕事が綺麗だなと感じられる技術の高さがないと、ゴチャゴチャした装飾過多の見るに耐えないアンティークになってしまうのです。
アンティークの好きな人でも、意外にその違いが解っていない人が多いのが残念です。 ベルベットかモワレのリボンに下げたら素敵ですね♪ 裏のロケットの部分も良く出来ていますのでご覧ください。 |
エンジェル ロケットペンダント グリザーユ・ミニアチュール(細密画)、シードパール、シルバー&ゴールド フランス 19世紀中期 オリジナルケース付 4.5cm×2.2cm |