この建物の感じがロシア的な牧歌的なところが良いですね♪屋根の右上の細い密集した線は建物の後ろにある樹木を表現しているのです。僕は何となく初期伊万里の手慣れた職人の手早な線を想像してしまいます。こういうスピード感のある線は伊万里が日常雑器として作られたように、このリキュールグラスも皇帝への献上品のような特別の物ではなく、毎日使うために作られたフレブニコフ工房の定番商品のような気がして来ました。毎日毎日、同じ仕事を繰り返すことで自然に身に付いた生きた線のように僕には思えるのです。
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