ローズ カット・ダイヤが留められた鋭角の部分と、外側に向かうにつれて小さくなる白 いエナメルのドットが互いに呼応し合ってより引き締まった印象とリズム感を与えています。この ふっくら盛り上がった白いエナメルはとても面白みがありますね〜、盛り上がったエ ナメルなんてかなり珍しいやり方なんですよ！！この部分はシャンプレーベエナメル（金属を彫って釉薬を入れる）ですが、通常と違い微妙に盛り上がっているので適度に立体感が出ているのです。普通の平面なエナメルだったら指輪の 雰囲気は全然違ったものになっていたでしょう。本当の一級品という物はこのようにさりげなく高い技術を使っているものなんです！！

この画像でシャンクの素晴らしいデザインが良く分かりますね。この指輪のようにシャンクの奥まで装飾が施されていると、どの角度から見ても美しいものなんです。だから指にはめた時こそその美しさが発揮される指輪です。