ロケットペンダント Memory of Sweet Acom スリーカラーゴールド(15K) イギリス 1860年頃 ピンク、イエロー、グリーン 大きさ 2.3.cm×1.5cm
このロケットは完全に立体的な形で、表裏なく素晴らしいレベルの彫金を施してあります。それにどうやって作ったのか解らないような3カラーゴールドで作られているのですから、もうこれは見た瞬間買うことを決めました!! 次ページの拡大画像で見るとその驚くべき精緻な仕事がよく解りますが、僕はこういう宝石の価値に頼らない純粋に細工の魅力で高く評価されるジュエリーが好きですね。これだけの仕事をした当時の一級品でこのお値段なのは、宝石を使っていないからで、もし、これにちょっと良い石石が付いていれば相当高価な物になっていたでしょう。世の中は目開き100人、目くら万人ですから・・・。要するに高価な石が付いていればそれだけで納得してそれを買う人が大勢いるのですが、どんなに素晴らしい仕事がしてあっても、宝石を使っていない物を買うことが出来る人はずっと少ないものだからです。アンティークや美術品の値段はその物の本質的な美術的価値だけで付けられているのではなく、それを買う人がどれだけいるかで決まってしまう場合が多いのです。だからこそ僕はこういう細工物が好きなんです。アンティーク万歳!!♪(笑) 【参考】 椎の実はドングリの一種で生命、力、力強さを象徴する。ドングリを持っていると若さが保たれる。(イメージシンボル事典)
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