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僕はこのダイヤモンド・リーフブローチを見た時、これは三次元の造形美だと感激しました!♪ 2.4.5の画像を見ると平面的な曲線だけではなく、自然の植物のように立体的な捻りを加えてあるのがお解り頂けると思います!!何という素晴らしい造形でしょう!♪このような形に作るのには、高度な技術だけでなくセンスの良さが要求される仕事ですね。金の細い板を緩やかなS字に切り抜き、さらに立体的にS字に曲げたのだと思いますが、良く考えたものですよ。 緩やかなS字曲線で且つ立体的な曲線上に、美しいラインに見えるように、ダイヤが付いた小さなフレームを正確な位置に蝋付けしてゆくのは至難の技です!こういう構造のジュエリーは僕も31年間この仕事をやっていても初めて見る物なんです!これだけの数のパーツを一つ一つ微妙な角度を付けて蝋付けするのには、余程素早く蝋付けしないとすぐ側にある蝋付けした部分に熱が伝わり取れてしまうのです。もしかすると18世紀末から19世紀初期の極小の粒金を連続して蝋付けするよりもある意味難しいのではないかとさえ思います。だからこういう構造の物は見た事が無かったのだと思いますね。 これが極めて優れたジュエリーである証拠に、使われているローズカットダイヤモンドはすべてオープンセッティングで、 これも異例中の異例の事なのです!そしてダイヤのカットの面数も多い上質の石が使われています。だから身につけた時に、立体的な曲線上にセットされたダイヤならではのシンチレーションがとても美しいのです!♪ その輝きは、普通のダイヤモンド・ジュエリーとは明らかに違い、まるでしなやかに揺れる美しい植物の葉に付いた水滴が、朝日に輝いているようです♪僕は大きな高価なダイヤモンドを使ったジュエリーよりも、このリーフブローチのように小さなダイヤモンドだけを使った独創的なデザインのジュエリーが好きですね〜!♪ 特にローズカットダイヤモンドは小さな上質の石を連続的セットした時に、繊細で美しい輝きになるものなのです。 それににこのリーフブローチは、オープンセッティングだからこその眼を見張る美しい輝きを感じるのです!♪ これだけ立体的な造りだと、どの角度から見てもローズカットダイヤモンドの輝きが素晴らしいんですよ!♪ それは平面的なデザインの物とは全く違うのです。 もちろん見えない裏も完璧な仕上げであるのは言うまでもありません! このリーフブローチは長さが5,2cmの細長いバーブローチのような形なので、襟のある服を着られる方には特に使いやすいブローチだと思います。さり気なく美しく、適度な存在感のある魅力満点のブローチは僕の絶対のお勧め品ですね!♪ このブローチの魅力は誰にでも解るというものではないかも知れませんが、こういう独創的なデザインで、極めて高度な技術と、類い希なるセンスの持ち主で無ければ到底作り得ないジュエリーの魅力があるのです!♪ 僕はきっとメルマガ会員の皆さんの中に、このダイヤモンド・リーフブローチの魅力を解って頂ける方がいらっしゃる事を信じています!! |
ダイヤモンド リーフブローチ フランス 1880年頃 ローズカットダイヤモンド、シルバー&ゴールド 長さ5,2cm |
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- All Planning, Design & Photo by Gen Katagiri -