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本来の不死鳥の姿は尾羽が長い長身なのに、翼と尾羽も含めて全体を円形にまとめてあるところに、この不死鳥の見事な造形美を感じ思わず唸ってしまいます! そしてこの原型の作者は、類い希なる見事な腕の持ち主である事に疑う余地はないのです! 僕は常日頃、アンティークジュエリーの魅力はその仕事にあると言っていますが、それと同じぐらいにデザインも重要なのです!高価なアンティークジュエリーでも素晴らしい仕事はしてあってもデザインがオーソドックスな物が大半で、この不死鳥のように目を見張るような造形美の作品は本当に少なく、それは例外なんですよ。 だから皆さんにも、その事を解って頂きたいのです。 昔でも腕の良い職人は少ないですが(現代に比べれば格段に多いけど)、独創性のある物を創り出せる職人はもっともっと少ないのです。アールヌーボーの頃にはデザイナーが存在していたとも思いますが、センスが無ければいくら良い腕を持っていてもデザイナーが意図する事が理解出来ず、従って優れた作品は作れないものなのです。 この事は昔、僕が伝統工芸家具の企画製造を経験した事で経験があるのです。超一級の職人は限りなくアーティストに近い事をね・・。 だからこの不死鳥の画像を送って来た時、一目見てこれはこのタイプのヌーボーの作品の中でも群を抜いた優れたデザインだと感激したのです! そしてその魅力を裏付ける彫金のレベルの高さには舌を巻きました! 第一級のアンティークジュエリーがいつもそうであるように、この不死鳥も、どの角度から見てもデザイン、仕事ともに素晴らしいのです!♪ 見ていて飽きることがありません。 これは小さな素晴らしい彫刻の作品と言えるレベルなのですから・・・。 ではいろいろな角度の拡大画像を見て頂きながら、この不死鳥の魅力のポイントをお話致しましょう♪続く |
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- All Planning, Design & Photo by Gen Katagiri -