ウェディングネックレス アンティークジュエリー
ウェディングネックレス アンティークジュエリー
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ウェディングネックレス
シードパール、15K
イギリス 1880年頃
長さ47cm
アンティークケース付き

何と優しくエレガントなウェディングネックレスでしょう♪
まだ養殖真珠が無かった頃ですからもちろん天然の真珠ですが、花びら状の中心部だけが真円真珠であとはすべえ半分にカットされた真珠を使っていますが、それによって花びらに立体感が出ているのです。

花びらは9個ありますが、大きさを少しづつ変えているところにセンスの良さを感じますし、一つ一つが手作りである証なのです。

花びら型の形をよく見ると、花弁の先端が尖ったとても良い形に作られていますし、ハーフパールを小さな爪で綺麗に留めているのが分かります。

小さな真珠を半分にカットするのはとても難しく、今ではそんなことをやってくれる職人さえいないのです。
天然真珠は小さな物でも真円の物はなかなか無いので、半分にカットして二倍にしているのです。

ハーフパールを使ったジュエリーは繊細で美しい物ですが、それを留めるのは至難の技なのです。穴を開けて針に刺して留められませんから、パベ留めという小さな爪で留めるやり方ですが、直径が2mm〜1mmしかないとても小さなハーフパールを留めるのは、余程の熟練した職人でないと出来ることではありません!しかもこれだけの数ですから今もし作ろうとしたらもの凄く高価な物になってしまうに違いありません!!

こんなデリケートな留め方なのに、120〜130年も経った今でも外れて修理した痕が見つけられないのですから驚異的な技術力です!

このネックレスは通常の長さより長い47cmなので、上部から左右2個づつパーツを外してAのようなピアスを作れますから大変お得なお買い物になると思いますね♪
その場合は長さが41cmになります。(1個のパーツは1,5cm)


上から二番目の画像で、少し大きめのハーフパールは、爪留めではなく覆輪留めなのがお解り頂けると思いますが、これは爪で留めるのよりもっと難しく手間が掛かる留め方なのです。縁を綺麗に伏せて留めてありますが、とても完成度の高い仕事です!

クラスプ(留め金)も当然ハンドメイドで飾りに花びらの台座にハーフパールが留められていますが、こういうのが上質のアンティークジュエリーの証ですし、この気遣いは嬉しくなりますよ♪
それにクラスプの耐久力も凄いのです。未だにぱちっとはまり安心して使える状態なんですから。現代の量産物だったらとっくの昔に壊れていること間違いなし!(笑)

一番下の裏側の画像を見れば、見えない部分まで完璧に仕上げてあるのが分かります。
シードパールを使った物の中には雑な仕事で留め方の雑なせいで真珠が何個も外れて修理した痕が汚く残っている物も多いのです。それに真珠も汚く変色ししてしまっている物の方が多いのです!

このネックレスのような素晴らしいコンディションは、とても少ない物なんですよ。

僕はこのネックレスは、まず日常使いとして愛用されて、もしお嬢さんがいらっしゃたら結婚式でウェディングネックレスとしてお使いになればと思います。
母親が愛用したジュエリーをいつか娘に譲り、それが代々受け継がれてゆくなんて何と素敵な事かと僕は思いますね♪

ウェディングネックレス アンティークジュエリー
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