フランス　カーブドアイボリー　ブローチ＆ペンダント 【花摘み】

このカーブドアイボリーは、僕が扱って来たフランスの19世紀の物として過去最高の作品です！♪ 　注目すべき点は、三つです。まず一つ目は花束を握っている指の彫りですが、花束をそっと握っている指形が実に良く表現されています！♪若い女性の指先を思わせる爪と指の形は見事に彫られています。二つ目はレースの襟の彫りです！ 　彼女はこれを買えただけでも今回の買い付けの旅は成功だと思えるぐらいだと言っていましたが、僕も同感ですね♪ 　レースの繊細さを表現するために、襟が立った状態を彫っているのですが、これはきっと画像よりも実物は数倍繊細なイメージであることは間違いありません！花もしくは花籠を持った手の形のカーブドアイボリーは人気があったモチーフなので時々見かけますますが、これほど美しく繊細な作品は過去に無かったですね！このレースの襟の彫りは、この作者のサインでもあるような気がします！「サインなんていらね〜よ！ これが俺のサインだ〜！」って言っているように僕には思えるのです。三つ目は画像左上のバラの花びらですが、花びらを薄く彫って且つ奇麗に仕上げていることです。残念ながらその画像はまだありませんが・・・。これはコンディションも最高です！ 　これは可成り大型で7,8cmありますので、気軽に毎日使う物ではありませんが、カーブドアイボリーの極めて優れた作品を身につけられる喜びを考えれば、使いにくいなんてことを言ってる暇はない！（笑）

- All Planning, Design & Photo by Gen Katagiri -

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