ネグリジェネックレスはネグリジェに使うジュエリーではありません（笑）。
ネグリジェとは日中に着るウエストを締めないルーズな普段着のドレスの総称なのです。だからこれは当時の上流階級の女性の普段着の為のネックレスなのです。皆さんはこのデザインを見てこれが何故エドワーディアンなの？と思われるかも知れませんが、下の拡大画像を見てください。上の大部分が金で下の一部だけがプラチナである事に気づかれた事と思います。これはプラチナが現在の数十倍もしていたからで、だからこそ二つの金属を貼り合わせるという考えるだけでも面倒な事をそているのです！

でもデザインは、時代の先を行く最先端の優れたデザインで、しかもエドワーディアンならではの精緻なミルグレーンが打たれています！
ネグリジェネックレスならではの二本の長さの違う足は、真ん中の小さなダイヤの部分で自由に動くように作ってあるので、よりエレガントに揺れるのです。
この作りは一見簡単なように見えて凄く難しい作りなのです！

裏の窓までもがデザインされた美しい物で完璧に仕上げてあります。

そして42cmの長いチェーンはクラスプも含めてすべて手作りですからね〜！！
チェーンだけでも今もし作ったとしたら数十万円になってしまう事を考えると、この素晴らしいネグリジェネックレスの価格がこんなに安くて良いのかと思ってしまいます！！

どの年代の物でも優れた物ほどその時代を超えたモダンな感覚を感じるものなのです。