これはバーブローチの傑作です！

エドワーディアンからデコの過渡期の特徴と良さが、これほど良く出ているバーブローチは滅多にある物ではありません！過去32年間で三本の指に入る逸品です！♪

8,5cmと可成り長めですが、画像右の曲線のデザインの部分も、先端の部分も共に少しづつ細くなっていくデザインなので、とてもエレガントな雰囲気です！

画像では余り感じられないかも知れませんが、先端部分のシュッとした細さは非常に繊細で美しいのです。

バーブローチだけど、左右対称ではないので、長過ぎる感じは全くなく、付けた時のイメージは、画像よりもずっと付け映えするバーブローチです！

ルビーの赤も目立ちすぎず、むしろ、このデザインだったらサファイヤやオニキスよりも赤の方が良いのだと思います。

スタイリッシュな中にも曲線が含まれて女性らしくエレガント、繊細で華やかなこのバーブローチは
希に見るバーブローチの傑作だと僕は思います！！♪

曲線の部分を見てみると、ダイヤもルビーもグラデーションになっていますが、特にルビーは、カリブレカットですから、台形にカットしたルビーを曲線に合わせて少しづつ大きさを変えてカットしてあるのです！！
これがどれほど難度の高い仕事であるかをぜひ、皆さんに解って頂きたいですね。
ここまでの美しいカリブレカットルビーは、今まで見たことが無いような気がします。

しかもフラットなデザインではなく、ダイヤとルビーの曲線が立体的絡み合っているデザインと仕事には目を見張ります！！

ミルも石留めもこの時代の最高水準であることは言うまでもありません！

優れたジュエリーは、石の裏の窓の開け方が綺麗ですが、当然このバーブローチもそれは完璧です。
これだけ大きく拡大しているので一見荒さも感じるかも知れませんが、実物は小さな物であることを考えると、この穴の開け方は尋常ではない高度な技術と気遣いを感じさせるものなのです。

このバーブローチのようなタイプは、画像ではその何分の一しか魅力は感じないものなのです。

この画像と説明でちょっと良いなと思われた方は、実物をご覧になれば、こんなに美しい物だったとはと驚かれるに違いありません！！