これはとても良い作りのシードパールのネックレスですが、敢えて裏側から先に見て頂く事にしました! 皆さんは???と思われるかも知れませんがこれにはふか〜い訳があるのです。 19世紀の終わり頃から20世紀初頭に掛けて流行したシードパール・ネックレスはイギリスのアンティークジュエリーの中ではポピュラーな物なのでデパートのアンティークジュエリー・フェアなどでもよく見かける物ですが、僕が選んだ物ですからもちろんそんなありふれた物ではありません!! このネックレスは手に持った時、よく見かける物と比べてずしりと心地良い重さがあるのです!そしてすべての花びらや葉はそれぞれ立体感を出して作ってあるのです。この手に持った時に心地よい重さを感じる物は、ジョージアン末期のカンティーユのジュエリー以外では優れた物である証なのです!!ヴィクトリアン中期のボリュームたっぷりで重そうに見えて持ってみると軽いあの安っぽい感じとは正反対のフィーリングなのです。 それにこのネックレスはチェーンと留め金の作りも普通の物に比べるとワンランク上の作りで、やはり良い物はすべてが良いんだと思わせるものがあります。 そして何と言ってもデザイン自体良いんですよ、これが!♪
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