きっと大切にされている桜の木なんでしょう。幸せそうです。庭に立木があるって良いもんですね。僕とアローの散歩コースにフランス人の有名建築家が設計したという億ションが立ちましたが、敷地に昔からあった桜の巨木を伐採して建ててしまったのです。近所の心ある人たちが何とかそれを生かして建てられないかと交渉したらしいのですが、大企業のビジネス最優先の考え方は変わらなかったようです。その一体は元加賀藩の江戸屋敷があった高台で、今でも大きな立木のある庭があるお屋敷町なのですが、心ない大企業の開発でどんどん風情がなくなってゆくのは残念です。
その億ションは、殺風景な建物でこれでそんなにするのかよって思ってしまうつまらないデザインです。きっとお金を払って建築家の名前だけ借りたんでしょう。