お店の近くに手打ち蕎麦屋が出来るというから注目していたら何と“石臼挽き”と看板に書いてあるではないですか。僕は思わず？？？でしたね。何故ってもし手で石臼を挽いたらすごい手間が掛かるから、よっぽど高い値段を取らないと採算が取れない筈だから。
　そしてオープンの日、ななな〜んと“くるくる廻る電動石臼”ではないですか！！
　そんなもん、意味ないでしょう！！
　小型焙煎機を麗々しく飾ったコーヒーショップと同じです。
　コーヒー豆の焙煎も高度な技術を持つ専門の技術者でなければ出来るものではないのですが、それを売り物にした店が如何に多いことか・・・。
　僕の好きな蕎麦屋でも石臼挽きはやっていますが、石臼挽きはすごく難しいらしく、予約制で可なり高額な料金でもし、出来具合で料金は変わりますと言っていました。
　でも、得てしてこういう店が雑誌やテレビでもてはやされて行列が出来ちゃうんですよね。
　神楽坂にもテレビや雑誌で紹介されて行列が出来る店があるけど、つまらない店も多いんですよ。
　みなさん、マスコミの情報を鵜呑みにしちゃ駄目ですよ〜！（笑）