雨に煙る松島も風情があって良かったなあ・・・。僕は雨の日も好きですね、雪の日はもっと好きだけど・・・。
部屋に寝っ転がって美しい日本の風景を見ながらの昼寝は快適でした♪畳に寝っ転がって風景を見られる旅館と言うのは意外に少ないんですよ。床まですべてオープンにならないと駄目ですから。佐渡のホテルは最悪でした。床までオープンにならないのは普通だとしても、網入りガラスを使っているうえに、はめ殺しになってるから窓を開ける事が出来ないのです。これは最悪です！だってせっかく海の側にいるのに潮騒の音も磯の香りも嗅げないんですから(-_-#)。広大な敷地の好条件を備えたホテルなのに宝の持ち腐れと言うものです。オーナーと建築家の無知と鈍感さをさらけ出しているようなものですよ(-_-#)。なかなかいろいろな条件を備えたホテルや旅館って本当に少ないものなんですよね。
ここ奥松島の松庵は、先代のオーナーの英断と信念で奥松島の岬をすべて買い取って僅か十数室の小さな贅沢な旅館を建てたのだそうですが、老舗でない旅館でこれだけの素晴らしい立地条件はとても珍しい事ですね。
松島の老舗の有名な旅館はみんな大規模で団体向きの魅力の無い旅館です。 松島湾全体を遠くに眺める事は出来るでしょうが何か一つ足りないのです。ここ奥松島の松庵は、まるで遊覧船に乗って島の側まで近づいて眺める臨場感のある風景が良いのです。聞こえるのは潮騒と鳥の声だけ・・・、目に入る物は自然の美しい物だけ・・・、それも畳に寝っ転がって見られるんだから天国にいる気分でしたね。
皆さんもどうせお金を払って旅館に泊まられるんだったらこんな小さな上質の旅館に泊まられたら良いと思いますよ。大規模な旅館は駄目、旅行代理店の勧める旅館も駄目、自分でネットを検索して探すのが一番なんです。
しかし観光地の旅館やホテルの食事は何であんなに量が多いんだろう？？
まだ貧しかった頃の日本人の感覚が抜けないんですかね〜(・0・)。もう経済的には豊かになったんだから、量より質ですよ、全く時代錯誤も甚だしいんだから(-_-#)。