『嵐の夜の後のカクテル』
昨日は「嵐の夜に行きたいバー」で嵐が過ぎ去った後、何もなかったかのように静かな夜になったのですが、そんな時にオーダーしたカクテルがこのカクテルです。

嵐の後の静かな夜のイメージで作ってもらったカクテルって訳です。

柑橘類を使ったソフトな飲み口で、爽やかな色と味はそんな夜にぴったりでした。

カクテルは作ったばかりの時はグラスの外側にアンティークジュエリーに使われているフロステッドグラスのような、微粒の水滴が付いているので綺麗なんです！♪

僕はフロステッドグラスは、それが作られた時代からしても、カクテルグラスに付いた微粒の水滴の美しさをイメージして作られた贅沢なガラスだと思っています。

カクテルって実に楽しい飲み物ですね♪
バーテンダーという仕事はセンスが良くないと出来ない仕事なんですよ。優秀なバーテンダーは自分が作ったオリジナルのカクテルを持っているものですし、それは素敵な名前を付けてあるものなのです。今日もバーに行こうかな（笑）。

ダイニングバー　シェルポ（神楽坂）にて

1870年代に製氷機が発明され、氷を入れた冷たい飲み物が作られるようになり、氷を入れた冷たいカクテルが作られるようになるのです。そしてグラスの外側についた微粒の水滴の美しさに気づいた人たちが、永久に消えない霜のイメージのフロステッド・クリスタルを作ったのではないかと僕は想像しています。

エドワーディアン　フロステッド・クリスタル　ブローチ
オーストリア　1910年頃

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- All Planning, Design & Photo by Gen Katagiri -

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