これはサンマの寿司です。青魚は綺麗な魚ですが、切り方でこれほど綺麗な物になるとは初めて知りました!♪ 古代のカメオやインタリオも石のカットの仕方で素材の持ち味を活かしていますから、それと同じって訳ですね。 僕が週に一回は食べに行く善知鳥(うとう)の内山さんは、魚を見る目とそれを活かすセンスの持ち主で、器を見る眼も持った素晴らしい料理人なんです。 お盆は百人一首を描いた漆器ですし、徳利は現代の作家物のネズミ志野で杯もネズミを描いた茶目っ気のある可愛い物です。器は一部骨董品の物も使ってます。彼は骨董を見る眼も持っているのです。 それに彼は青森市出身なので、青森で捕れる新鮮で上質の魚を市場を通さずに直接入れるルートも持っています。青森県は日本海、太平洋、陸奥湾、汽水湖などに面しているので、日本で捕れる魚の種類の内、何と85% も捕れる日本一の漁場のある県なのです。北海道の魚が美味しいというイメージがありますが、実は北海道で捕れる魚の種類は青森県に比べるとずっと少ないのです。カニとウニは種類が豊富ですけどね。 だから、善知鳥は神楽坂界隈の和食のお店としては、僕が最も好きなお店なんです!♪ 善知鳥は常連客でいつも満席状態が多いので、行かれる時は2〜3日前に予約した方が良いと思います。 月曜が定休日です。 電話03-6411-0863
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