シシャモ　善知鳥　Genと小元太のフォト日記

『お一人様十万円のお店より美味しいお店！』

これは今まで食べたシシャモの中で最高に美味しかったですね～！！♪
雄と雌の大型の素晴らしいシシャモで、内山さんの備長炭を使った見事な焼き方と、絶妙な塩加減で余りに美味しくてお代わりまでしちゃいました（笑）。
僕は内山さんのお店（善知鳥）で、初めて焼き魚の美味しさを知りました！
家庭の焼き魚は網の上に魚を置いてガスの火で焼きますが、和食の板前さんの焼き魚は魚を串に刺して、炭火の上にかざして微妙な火加減で焼くのです。魚の脂が炭火に落ちて、その香ばしい香りが魚に付くのだそうです。

そして内山さんが高く振り上げた手で塩を振りかける様子は、正にプロの職人の技と感服します！！
絶妙の塩加減は、この様子を見ていれば納得です。

善知鳥はテーブル席も二席ありますが、カウンター主体のお店で、しかも彼の仕事ぶりが全部見ることが出来るのです！！♪　　カウンターには何も遮る物が無いので、目の前で魚を切る様子まで見られるんですからラッキーです！♪　　僕はこういう店を他に見たことがありません。（普通は見せないものです）

彼は料理人が着る白い割烹着は着ていません。いつも和服にたすき掛けの粋な格好で料理を作っているのですが、これがまた良いんですよね♪

それに善知鳥は神楽坂のミシュラン二つ星や三つ星のお店に比べて、コースの料金が破格に安いのです！！
お任せコースで8千円台ですからね～！　　ミシュランの星付きのお店だと2万五千円から3万円はするし、星付きでなくてもちょっと高級なお店はだいたい1万円5千円はするのですから・・・。

僕は招待されて銀座の隠れ家的な超高級な和食のお店で一人十万円もする料理を食べたことがありますが（隣のテーブルにたけし軍団がいました）、善知鳥の方がずっとずっと美味しいと思いましたね。ここは100万円のおせち料理を作るとある雑誌に出ていました。馬鹿馬鹿しいにも程があるってもんです。だって高い理由は現代作家の蒔絵の重箱を使っているからだというんですから（笑）。

内山さんは、まだ三十代と若いのに魚を見る眼が抜群で、旬の物でしかも価格が高すぎない魚を仕入れる力があるから良心的な値段で美味しい料理を出せるのです。

有名な店で高いお金を払えば美味い物を食べられるとは限らないのです！！
ハリーウィンストンで1000万円のジュエリーを買うよりもルネサンスで100万円アンティークジュエリーを買った方がずっとずっとお得なと同じです！！（笑）

僕の家の近くにこんな素晴らしいお店があるのはすご～く幸せです！！♪

善知鳥
月曜が定休日です。電話03-6411-0863
善知鳥は常連客でいつも満席状態が多いので、行かれる時は2～3日前に予約した方が良いと思います。

感想を聞かせて頂ければ嬉しいです♪

- All Planning, Design & Photo by Gen Katagiri -

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