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東京からカーナビでは12時間30分かかると表示される下北半島(青森県)の薬研温泉(やげんおんせん)・薬研荘にほとんど休まず走って来ました!(もちろん予想到着時間よりずっと早く着きました)(何時間で行ったかは書けません(笑)) ネットで調べて、下北半島の温泉では薬研温泉が一番良いようだし、旅館もこの薬研荘が一番面白そうだったので、ここに泊まることにしたのです。 ここのHPで女将さんが、古い建物で民宿と旅館のあいのこのような所だと言っていましたが、建物の外観は田舎のどうってことない民家って感じで、いったいどんな部屋なのか不安になっちゃったのですが・・・。 女将さんが元気な声で「いらっしゃい♪」と迎えてくれ、部屋に案内してくれたのですが、建物の中は完璧に掃除が行き届き、清潔そのものでした。 夏休みも終わったばかりなので、今日は貸し切り状態だからと言って一番眺めの良い部屋に案内してくれたのですが、三方向に窓のある広い部屋で、すぐ近くの渓流のせせらぎが聞こえ、窓のすぐ外はダケカンバ?の原生林 で、深山の一軒家のような趣に、やっぱりこの宿を選んで良かったと感激しました!♪ 僕は今まで日本一と定評のある旅館や老舗の一流旅館に泊まって来ましたが、この薬研荘に泊まって眼から鱗が落ちる思いをしました!! 建物は設備は良くなくても、こんなに魅力を感じる旅館があったとは・・・・・。 本州最北端ならではの手つかずの美しい自然の中にある旅館、カモシカ女将の薬研荘は、どんなに遠くても又行きたくなる旅館でした!♪ 僕は行きつけの日本料理の店『善知鳥』で、青森産の山菜やキノコ、魚介を食べて美味しいのは知っていましたが、ここ薬研荘のカモシカ女将が自ら取って来る山菜料理は最高です!! 今まで食べて来たどんな一流旅館の料理よりずっと美味しいんです!!!♪(このお話はまた明日・・・)(何故カモシカ女将と言われるかのお話も・・) 今日は薬研荘の窓からの景色をご覧ください。 |
部屋の窓には金網が固定されているので、それがちょっと写真にも写っているのが残念です。山奥なので当然ながら虫もいっぱいいますからね。 うっそうとした原生林が目の前にあるのは本当に感激しました!!♪ 僕はどんなにお金を掛けた日本庭園よりも、何千年かも前から変わらぬ姿の自然の美しさの方が好きですね。 せせらぎの音を聞きながら、この美しい風景を眺めているだけで心が安らぎます。 それに素晴らしい泉質の温泉と最高の山菜料理、それからここは山の中だけど、海も近いので新鮮で美味しい魚貝料理も食べられるんですから言うこと無し!!♪ 特にウニは、この近くの海でしか採れない何とかウニという、北海道のウニなんか問題にならないすご〜く美味しいウニがあるそうです。 今回はシーズンオフで食べられなかったのが残念です。今度はウニが美味しい季節に食べにこようかな・・・。 |
動の海と静の山とは言いますが、山も雨が降っている時や、ちょっと日が差した時など、美しい変化が楽しめるものです。 |
薬研荘のある所は、冬は豪雪で最低気温がマイナス18度、最高気温でもマイナス1度という、北海道なみの厳しい冬が訪れるので、標高は低くても高山に生えているダケカンバのような幹が白くて綺麗な木が多いんだと思います。 |
薬研温泉のお湯の良さにも感激しました!! |
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- All Planning, Design & Photo by Gen Katagiri -