この画像でルーペの手に持つ部分の薄さが何となく感覚的にお解り頂けるのではないでしょうか? 僕の使っている19世紀中期のルーペもそうなのですが、手に持つ部分が薄い方が持った時に何とも感じの良い物なのです。粒金と彫りがまるでオブジェのように美しいと僕は感じています。 僕は、これほどの素晴らしい細工の美しいルーペは29年間この仕事を続けて来て初めて見る物ですし、おそらくこれが最初で最後なんだろうなと思っています。
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