ラティスワーク　ブローチ　アンティークジュエリー

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『ラティスワークの美』

まずは上の画像をご覧ください。
表と裏で格子状の透かしの太さが違うのに気づかれたでしょうか？

そうです。表の方が裏よりずっと細いのです！
これは金の板を糸鋸で挽いて、ヤスリで表が細く見えるように擦っているのです！

格子状の部分を全部細くすると耐久力が弱くなるので、それを防ぐために、大変な手間を掛けてやっているのです！

ラティスワークは大変な手間の掛かる細工なので、アンティークならではの優れた細工のジュエリーにのみ見られる物です！

格子状の透かしをラティスワークというのですが、このような軽やかな美は、繊細で軽やかな美を好む日本人の好みにピッタリですね♪

ハート型のフレームの縁に、シードパールをグラデーションにしてセットしてあるのも良いですね～！♪

格子状の接点に直径1mmほどの極小のシードパールと、トルコ石をセットしてありますが、一つ一つ覆輪留めにした丁寧な留め方だから、100年立っても石が落ちていないのです！

アンティークジュエリーを購入される場合は、こういう細部にどれだけ気を遣った仕事が成されているかを確認してお買いになるべきなのです！

見た目のデザインや好みだけで購入される方が多いのですが、アンティークジュエリーの最大の魅力は細工にあるということを忘れては駄目なんです！

優れたアンティークジュエリーとそうでない物を見分けるには、いくつかのポイントがあるのです！！
僕のセミナーにいらっしゃって頂ければ、詳しくお話させて頂きます。

トルコ石は紫外線で退色する性質があり、これもいくつかの石が退色していますが、グリーンとブルーの石があることで、むしろ遊び心を感じるような楽しさがありますね♪

これも100年の時を経たアンティークジュエリーの証しなのです！

現代の人工的に着色されたトルコ石では到底味わえないことなのです！

まあ、現代ではこういう極小の石を留めるのに、これだけの手間を掛けては絶対に採算が取れないですからね。

←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉（直径2cm）を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

ラティスワーク　ブローチ

イギリス　1890年頃
天然真珠、トルコ石、15ctゴールド、
3,1cm×2,3cm
重量　5,1g
セーフティーチェーンは9ctゴールド（モダン）
Sold

裏も丁寧な仕上げがしてあります。

カタログに掲載中のもう一つのラティスワーク・ジュエリー

『透かしの美』
ラティスワーク　アクアマリン　ネックレス

フランス又はヨーロッパ　1920年頃
アクアマリン、オールドヨーロピアンカット･ダイヤモンド、ローズカットダイヤモンド、プラチナ＆ゴールド
オールハンドメイド・プラチナチェーン　長さ40cm
5,7cm×3,4cm 重量　8,7g
￥1,800,000-

初期のプラチナ・ジュエリーならではの繊細優美なラティスワーク（透かし）！！

オーダー品ならではの珍しいデザイン！！

最上質のアクアマリン！！

オールハンドメイドならではの繊細で美しいチェーン！！

画像をクリックしてご覧ください。