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エドワーディアン ボール型 ペンダント・ウォッチ ブラックスター&フロスト社 アメリカ 1910年頃 (ムーブメントはスイス製) イエローウィッシュ・ギロッシュエナメル、カリブレカット・サファイヤ、ローズカット・ダイヤモンド、プラチナ&ゴールド 大きさ 1,8×1.8cm(バチカンを除く本体のみ) 重量 17.5g Sold この時計は身に付ける時計としては懐中時計しかなかった時代が終わり、女性の為のペンダントウォッチが作られ始めた頃の素晴らしい時計です!! ゴールドとプラチナをミックスした作りとエレガントな雰囲気からアールデコよりも前のエドワーディアンの時計であることが分かります。 このペンダントウォッチの文字盤には、BLACK STARR & FROSTと書いてありますが、ブラックスター&フロスト社はアメリカの超高級宝石店として有名で、時計に関しては注文する機械は最高級のみ注文したと言われています。 この時計はメンテナンスの為に日本のトップレベルの時計師に見てもらいましたが、彼は宝飾時計としては久しぶりに見る素晴らしいムーブメント(機械)を使っていますねと驚いていました! 僕はアンティークの時計でも安心して使える状態にするために、メンテナンスを完璧にしてから納品しています。 海外のディーラーが良い状態の時計だと言っても、それは動くというだけでいつ止まってしまうか分からない状態で、止まらなくても時間が狂って時計としては使えないような場合がほとんどです! アールデコ以前の時計の場合は、寿命が過ぎている部品があるのは当たり前なので、僕はそういう部品は新しく作り直して、出来るだけ作られた当時の精度を保てる状態にしているのです。 だからオーバーホールとちょっとした部品を作るだけでも相当な費用と1年半ぐらいの時間が掛かる場合もあります。 でも、クォーツでなく機械式の時計の場合は、どんなに古い時計でも優秀な時計師に頼めば完璧な修復が出来るのです! そしてこういうハイレベルの時計はどんなにお金を掛けても修復する価値があると僕は思っています。だから僕は中途半端な時計は扱いません! これは凄腕の時計師を知っているから出来ることなのですが・・。 僕はヴィンテージの腕時計は扱いません。美術的価値とは無縁だからです! 前置きがすっかり長くなってしまいましたが、そんな訳でこのブラックスター&フロスト社のペンダント・ウォッチは僕が扱うのに相応しい美しいデザインと素晴らしい細工で作られています! ゴールドに模様を彫り、そこに淡い美しい色のギロッシュエナメルを施した本体に、見事な彫金と完璧な石留めのカリブレカット・サファイヤのコラボレーションは美しいの一語に尽きます!! 斜め上から見ると、淡い透明感のあるエナメルにサファイヤの色が反射して実に美しい色合いを感じます!♪ プラチナのバチカンを下げる金の金具には両面にホワイトエナメルが施されていますが、こういう凝った作りはさすが100年前の最高級の宝飾時計だなと頷けます! アンティークのペンダント・ウォッチの中ではボール型の物が最も人気がありますが、当時としては最も小型の時計なので、ムーブメントが良くないと壊れやすいの難点です。 でもこのブラックスター&フロスト社の時計は、スイス製の非常に高精度のムーブメントを使っているので、メンテナンスさえしっかりやれば半永久的に使えるのです!!♪ ボール型のペンダント・ウォッチは、単なるペンダントとしても実に魅力的です! 半球状の形のすべての面に美しいエナメルと彫金を施し、おまけにカリブレカット・サファイヤまで付いているのですから美しいのは当然です!!♪ 時計が付いていなくてボール型の美しいペンダントだとしても魅力があるのに、さらに素晴らしいムーブメントの時計としての機能が追加されるのですら、これほどお得なお買い物はないでしょう!!(笑) 半球状なのでどこから見ても美しいのです!! でもこの形状の場合は平面的な形の物に比べて手間がずっと掛かるので、当然価格も高くなるのは当たり前なのです。 文字盤はホワイトエナメルの美しい物で、もちろん針もすべてオリジナルです。 《ブラックスター&フロスト社》 アメリカで最も歴史のある高級宝飾店ブラック·スター·&フロストは、1801年にジョージア州のマルカン&ポールディングとして設立されました。 創業者であるエラストス・バートンとフレデリック・マークワンドは1910年にニューヨークのメイデンレーンに移転し、宝飾品、絵画、磁器などの美術品をヨーロッパから輸入して販売しました。 マークワンドは、1851年ロンドン万国博覧会で展示された少数のアメリカの小売業者であることからも、当時如何にグレードの高い美術品を扱っていたかが分かります。 1876年に店名をブラック・スター&フロストとし、ニューヨーク・フィフスアヴェニューへ移転し、ヨーロッパからの輸入した宝飾品も扱う様になりました。 1929年にフロスト・ゴーハム社となり、1939年のニューヨーク世界博覧会に出品し、ティファニー社ともに高い評価を受けています。 |
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バチカンの根本に金の装飾がありますが、そこにもギロッシュエナメルが施されています! |
淡いイエローウィッシュのギロッシュエナメルとブルーのサファイヤのコラボが何とも美しい!♪ |
どんな角度から見ても本当に美しい!! 現代の1000万円もする宝飾時計なんて、この時計に比較すればゴミのような物ですよ(笑) あんな物は質の悪い宝石が沢山付いているというだけの代物なんですから。 ピアジェの時計なんてアホらしくなるってもんです!(笑) まあ、成金御用達だからしょうがないか(笑) |
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