花びらのセンターのダイヤにご注目ください。皆さんはローズカットダイヤモンドではなく、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドなのに気づかれたでしょうか? こんな小さな石でもローズカットではなく、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドを使っているのは、このハート型のヴィネグレットが当時も如何にハイグレードなジュエリーとして作られた物であるかを物語っているのです! 何故ならダイヤの産出量が少ない時代だけに、少ないカラット(重さの単位)で見栄えのする物をいうことで、薄くてカラット数が少なくても大きな石に見えるローズカットダイヤモンド使っているのが、現存するジュエリーでは大半だからなのです。
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