天然真珠　ネックレス

ヨーロッパ　1920年頃
長さ41.2cm
珠の大きさ　最大 約4mm　最小 約1,5mm

クラスプ　ホワイトゴールド、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、ローズカットダイヤモンド。
※二本の絹糸を通してありましたが、糸は新しい物に変えてあります。

Sold
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天然真珠にもそれぞれ個性があるのですが、この天然真珠ネックレスは、淡いピンクの珠と淡いクリーム色の珠を使ったとても美しい天然真珠が使われています！！♪

照りとコンディションも素晴らしく、メインの部分は淡いピンクの珠と淡いピンクの珠を交互に組み合わせてありますが、これは現代の養殖真珠のように染めてある訳ではない、天然のままの真珠では滅多に見ることのない貴重な物なのです！！♪
（後部はホワイトの天然真珠です）

このネックレスはもともと オールノットではなくて、二本の絹糸を通してありましたが、糸のコンディションが良くなかったので、名人X師に二本の絹糸を通し直しをしてもらっています。

それにクラスプと糸をつなぐコイルもやはり傷んでいたので、名人X師に18ctゴールドの金線を挽いてもらって、特別に作ってもらいました。

新しい二本の絹糸で組み直し、特製の金のコイルで留めているので、安心してお使い頂けます！♪

ここまで徹底しての修復は日本はおろか、世界中でもルネサンスにしか出来ない完璧な修復なのです！！♪

真珠の大きさがグラデーションになっているのは、見た目に本当に美しい物ですが、糸変えの時に全部外した後、大きさや色を考慮して組まなければならないので大変なのです。

クラスプにもオールドヨーロピアン・カットとローズカットダイヤモンドの３石を配し、繊細精緻なミルを打ったとても良いものが付いていますし、この淡いピンクがかった天然真珠のネックレスはそれだけのことをする魅力があるということです！！

《天然真珠の魅力》で養殖真珠と天然真珠の違いを知ってください。

クラスプと真珠のつなぎ方 に注目！

オールドヨーロピアン・カットと、ローズダイヤモンドを配したホワイトゴールドの立派なクラスプが付いていますが、 クラスプと真珠の間を金線のコイルで留めているのに気づかれましたか？
これは糸で直接留めると、糸が摩耗して切れる恐れがあるので、このようにしてあるのです。

現在は単価の低い養殖真珠しかないので、この仕事のできる職人を見つけるのが困難になりました。
オールノットの糸交換さえも職人がいなくなってしまって、出来なくなりつつあるのは嘆かわしいことです！
それも養殖真珠のネックレスは、テグスを使ってごまかしているからなんですよ。

オリジナルのアンティークケースが付いています。

デリケートなネックレスの保存には最適です。