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天然真珠 ソートワールイギリス 1890年頃 お問い合わせ: |
天然真珠のソートワールでこのタイプは数年ぶりですね!♪ 数千個もの小さな天然真珠の珠に穴を開け、糸に繋いでいくのは想像するだけで気の遠くなる仕事です!! このグレードの天然真珠ソートワールは、プラチナの金具にダイヤモンドが付いた物だと、通常200万円前後の価格になりますので、大変お買い得な価格だと思います。 天然真珠がいかに貴重なものか詳しくは天然真珠の特集ページでご覧下さい。 |
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アレクサンドラ英国皇太子妃 | 左図は天然真珠のソートワールを身に着けたイギリス皇太子妃アレクサンドラの1894年の肖像画です。 この頃から1920年頃までのドレスは、従来のウエストを極端に細くしたシルエットではなく、生地も進化した絹の軽いサテンが登場するので、このような天然真珠のソートワールが流行したのです。 詳しくは王妃に愛された天然真珠のソートワールとネックレスをご覧下さい。 |
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一つ一つの天然真珠の珠に穴を開けるのだけでも途方もない手間です!!たった1mmしかない小さな真珠穴を開けるのは、割れることもあるので至難の業なのです!しかも数千個もの小さな珠に穴を開けるのですから、正に気が遠くなるような作業なのです!! 画像では拡大されているので、実物を手にとって見て頂かないとこの繊細な美しさは、分からないと思います。 |
繊細精緻ななミルで縁取られた透かしの模様と、金を削りだして粒金のような効果を上げている細工の完成度は非常に高いもので、このような細工は、エドワーディアンやアールデコ初期のプラチナジュエリーに見受ける細工です。ゴールドではとても珍しいのです! これだけの素晴らしい細工で作られているのは、歴史上、天然真珠が最も人気が高く、高価な物だったからなのです!! |
タッセル(房飾り)の18ctゴールドの金具は形が優美で、透かしとミルの繊細精緻な仕事です!
タッセルの金具が裏が平らになっているのは、着けたときのことを考えてのことです。また、金具の下部を開いて、真珠の糸換えもできるようになっています。 写真上部のネックレス部分の両端の金具は、真珠の束を留めるために、グルリと細工を施したお椀型になっていて、表裏のないアンティークジュエリーならではの作りです! このようなソートワールのタッセルは、舞踏会などで踊っている上流階級の女性のドレスの上で優雅に揺れていたことでしょう。 |
ソートワール Sautoir
ソートワールの語源
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