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希少な古代ローマ・オリジナルの指輪です! 【魔除けのアゲートリング】 古代ローマ 2〜3世紀 リングサイズ:10号程度(変更不可) 美しいアゲートの瞳に吸い込まれてしまいそうです♪ 使われているアゲートは、バンデッド・アゲート(縞瑪瑙)と言って、カットするとこのように綺麗に白い模様が出る石を使っているのです!! 古代の指輪では、石を包み込むようにして留める覆輪留め(ベゼルセッティング)の方が普通なのですが、珍しく爪留めになっていて、丁度まつげのように見えます。 古代ローマでは怪物メデューサの頭など、恐ろしい見かけの物を魔除けとして用いていましたが、「目」も古代からある魔除けのモチーフです。 石だけでなく、シャンクまで古いリングが貴重なのは言うまでもありませんが、このリングの彫金は非常に凝っていて、古代ローマのオリジナルのリングでも珍しいタイプです!! 現代人の目で見ても、バンデッドアゲートの特性を生かしたモダンなデザインのリングです!! 一部の爪が欠落していますが、古代ローマの爪留めのリングなので、博物館の所蔵品などと比較しても、この程度なら許せる範囲です。石留めは職人による点検済で問題がないことを確認しています。 古代ローマのリングはサイズの大きい男性用が多く、アゲートにはインタリオが彫ってあるものですが、このリングは素材感をシンプルに生かしていてモダンなジュエリーのような面白さがあり、その分、金細工が凝った繊細なものになっているのです!! サイズ変更ができない古代のシャンクですが、このリングは細工が繊細でサイズも小さいので、女性が身につけるのに向いています!! 女性が身に着けられる古代ローマのオリジナルのリングがこのお値段なのは、大変にラッキーです!!
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アゲートを留めている爪にも、模様を彫っています。 その下には、二重の撚り線があり、多重構造のベゼルになっています! |
シャンクは、ベゼルから突き出た丸い球にロウ付けされているようです。 二本の金線の間に細い撚り線が入っています。 |
普通は金線を撚って縄目模様を作るところを、巻いているのは珍しいです。 この写真では10倍くらいに拡大していますが、実際には 1mm 程の太さの非常に細いコイルを二つ束ねて U字型のシャンクを作っています。 古代には中世のように針金を細い穴に通して引いて細くする技術は採用されておらず、細く切った板状の金を撚って装飾に使う針金を作っていました。この材料作りが一苦労で、さらにそこから職人の得意とする技能によって細工を作って行きました。 写真右では金線に巻かれているコイルが少しほどけている様子が見えますが、 |
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シャンクは、ニシンの骨のような細かい模様になっています! |
参考
左の二つはルネサンスで過去に扱ったローマ時代のリングです。 左の方が典型的な形です。 右はローマでもビザンチンに近いデザインになっていて、 |
←葉の形のベゼルの中央に、金の鋲(びょう)が打ち込んであります。 「目」と金の鋲は、邪視を防ぐ効果があると信じられていました。 ギリシア 紀元前6世紀 Rings - Jewelry of Power, Love and Loyalty. Diana Scarisbrick |
←カボッション・カットのアゲートにU字型のシャンク。 エトルリア 紀元前4世紀 Ringe - Koch Sammlung
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時代を経た複雑な金細工には、単純な金のリングの摩耗とは違う迫力があります!♪ |
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