ホルバネイスク　ペンダント（ロケット付）

イギリス　1860年〜1870年頃
カボッションガーネット、クリソライト、ギロッシュ・エナメル、18ctゴールド
18ctゴールドチェーン（37,5cm 金具を除く）
重量　28,7g
アンティークケース付き
SOLD

アンティークジュエリーのマニアの方なら、いつかは欲しいと思われるのがこのホルバネイスク　ペンダントです！！

ここ数年間は全く出なくなってしまっていたのですが、今回ようやく仕入れられたのはとってもラッキーだったと思います！！♪

ホルバネイスク　ペンダントはネオルネサンス・ジュエリーに属する物で、1860年〜1870年頃にルネサンス時代の様式で作られた作品です！！

この様式のペンダントは19世紀にとても人気があっただけに、いろいろなタイプが作られていますが、そのレベルもピンからキリまであり、余り価値のない、いろいろな色の半貴石を付け、エナメルのレベルもそれほど高くない物も多いのです！！

そんな中でこのホルバネイスク　ペンダントは、僕が今まで見てきた中でも抜群の出来で、もうこれ以上の優れた作品に出会うことはないだろうと思っています！！

ハイレベルの技術とこんな所にまでと感動する手間を掛けたギロッシュエナメル！！！

裏のロケットが付いている部分には、繊細で美しい彫金も施されていますが、見えない裏にまで美しい細工がしてあるのが、ルネサンス時代の特徴ですので、ルネサンス様式のこのペンダントもそのことを意識して作られたのだと思います！！

現在販売中で仮予約になっているルネサンス時代のカメオもその好例で、何と裏に素晴らしい不死鳥のインタリオが彫られているのです！！

メインのカボッションカットのガーネットはとても厚みのある上質な石で、ルネサンス時代にも良く使われている石です。

クリソライトはルビー、サファイヤに次ぐ硬度8,5の固い石で、ビクトリア時代からエドワード7世時代にかけて、人気があった宝石で、特にこの石はとても照りの良い最上質のクリソライトです！！

そしてこのペンダントの作りで最も驚いたのは、このクリソライトの留め方なのです！！！

それは拡大画像を見て頂きながらお話致しましょう！♪