オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド

 1.主役のオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドは、とてもクリーンな透明度の高い石でカットも綺麗です。アンティークのダイヤモンドならではの美しいシンチレーションが魅力です!♪ 
 この角度で見ると現代のブリリアンカットに比べてテーブルが小さくて、テーブルから続く斜めの部分(クラウン)の厚みがとても厚いのがお解り頂けると思います。オールドヨーロピアンカットはクラウンの面積が広いから、ダイナミックなシンチレーションが発生するのです!♪でもオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドは、現代のブリリアンカットの良いプロポーションとは余りに違いがあるので、もし、ダイヤの鑑定書というくだらない物を付けたら最低の石と評価されてしまうのです!! それに同じカラット(重さ)でも、テーブルが小さくて全体に厚みがあるので、見た目には小さく見えるのです。現代のブリリアンカットで最高のカットはトルコフスキー・カットで普通のカットに比べて可成り割高なのですが、面白い事にこのカットの石も見た目には小さく見えるのです!!だから余程高級なジュエリーでないとトルコフスキー・カットは使われていないのです!♪それで今、僕は非常に面白い事実に気がつきました!♪アンティークジュエリーに使われているオールドヨーロピアンカットとトルコフスキーカットは基本的な条件は同じだと言うことに!!♪違いはカットがラフな事とキュレット(石の底部の尖った部分)が大きくカットされていると言う事です。
 ダイヤモンドの美しさは ダイヤの鑑定書に使われる4C【カラット(重量)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(全体的な形のバランスと研磨の仕上げの状態)】 などのような数字だけで現せるものではないのです!!最近は宝石の鑑定証や鑑別証は余り意味を成さなくなっているのを皆さんはご存じでしょうか?
 何故なら鑑定、鑑別の能力を超えた新しい人工処理の技術がどんどん出て来ているからです!!
 宝石は天然のままの物だからこそ希少価値があるんですよ!!今は天然のままの石を探すのに苦労するぐらいなんですからね〜、最悪ですよ。現代のジュエリーってのは(笑)。ジュエリーの大衆化で需要が伸びているのに、地球上の資源の枯渇と同じで宝石が枯渇して来たせいで、1970年以降から人工処理を施した石の増加が始まるのです。だからアンティークジュエリーの石は取り替えられていなければ天然のままの石だと言うことです!♪

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