問題C

なぜミュージアムピースと言えるような希少価値のある物が、誰でもちょっと頑張れば買えてしまうのか？

確かに王侯貴族が注文したようなジュエリーは、間違いなく世の中にただ一つだけの本当の一点物です。まあ、そういう物は普通は1000万円以上になってしまう場合が多いので、僕もなかなか扱いきれる物ではありませんが・・。

まあ、そこまでいかなくても高価な宝石が主体ではなくて、細工の魅力の物は、だれでもちょっと頑張れば買える金額であるのがアンティークジュエリーの楽しいところなんです！♪

しかもミュージアムピースと言えるような希少価値のある物でもです！
まあ、それなりに高価ではありますが、田舎の宝石店も売っている1カラットの平凡なダイヤモンドリングより安くても買えるアンティークジュエリーのミュージアムピースはあるってことなんです！！
このことも何故だか考えてみて答えてください。

神奈川県のNIさん
ミュージアムピースのお宝がお安く買えるのは何故か？
それは片桐さんが太っ腹だから＼(^-^)／

Gen
ははは、僕は太っ腹で有名なんです(^0^;)
最近は体も少し太っ腹？（笑）

アンティークの価格はその美術的希少価値に比例しない場合も多いのです！！

現代のブランドジュエリーは膨大な宣伝費用をかけてイメージを作りあげているので、馬鹿馬鹿しい高価な価格でも売れるのですが（むしろ安ければイメージダウンになる（笑））、アンティークはその物の実質的な価値に付けられた価格です！

アンティークジュエリーの価格はそれをどれだけ買おうとする人がいるかで違ってくるのです。
だから使いやすい指輪は、一般的には人気のないブローチなどより割高です。

だれにでも分かりやすい宝石が主体の物よりも、細工物は例えミュージアムピース級の物でも意外なほど安いのは、ジュエリーだからです！

どんなに素晴らしい細工でも、ジュエリーとして身を飾るのに効果的かどうかを重要だと考える人が圧倒的に多いということです！

優れたアンティークジュエリーほど、現代のジュエリーのように単に身を飾る為の物と違うのです！

特に優れた細工のアンティークジュエリーには、歴史を秘めた美術品としての価値があります！
だからそれを所有すること自体に意味があるのです。

アンティークジュエリーはブランドジュエリーのように誰にでも分かるような軽い物ではありません。
その美術的価値を理解出来る人たちだけの物なのです！
だから安いんです！

誰にでもその魅力と価値が分かるような物なら、とっくの昔にアンティークジュエリーは無くなっているでしょうし、価格も暴騰していると思います。

アンティークジュエリーの魅力を理解出来る人は100人に一人もいないのです！
日本の全人口1億人の中に3万人いるかどうかでしょう。
だからアンティークジュエリーを購入出来る人は選ばれた3万人なのです！

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