《クイズ&レッスン》

面白くて為になるメルマガ会員なら誰でも参加出来るゲーム感覚のクイズです♪

クイズに参加して頂いた方には全員に感謝の気持ちとしてルネサンスに遠方からいらっしゃる方の定宿THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYOのクッキー又はケーキをプレゼント致します♪

ローズカットダイヤモンド ピンブローチ 拡大 ローズカッドダイヤモンド ピンブローチ 「ローズカットダイヤモンド・ピン」

ゴールド&シルバー
モチーフ 1,8cm×1,8cm
ピンを含む全長8.7cm
19世紀後期
フランス、イギリス以外の西ヨーロッパ
※到着済み
小元太小元太はやっ♪

立体的な作りの鳥の全身に隙間無く留められたローズカットダイヤモンドの輝きは実に美しいです!!♪

それは特別の作りだからです!!

ゴルゴダの丘

『ゴルゴタの丘』

ルネッサンス後期の名品!

ロッククリスタル(水晶)、象牙、○○○○○○○○、動物の髭、エナメル、ゴールド。
イタリア 16世紀(バロック期)

これは僕が以前に扱った品物です。
パリから画像を送ってもらいました。 

問題1
「ローズカットダイヤモンド・ピン」と「ゴルゴタの丘」には深い関係があります!!
それはいったいどんなことなのでしょう?




 

Gen
そろそろ誰か答えを送ってくれないかな〜(×_×)
問題が難しかったかな・・?
まあ、気長に待ってましょう。

こんばんわ。
よくはわかりませんが、キリストの復活と何か関係があるのでしょうか。
 
しかし生き生きとした鳥ですね。飛び立っていきそうな感じがします。
羽と体の間に十字架を挟み込んでいるようですね。
 
ひとつ質問ですが、「サインドピース」って何ですか?
何も知りませんので教えてください。

愛知県のReiko Yさん
Gen

お〜!♪嬉しいですね〜♪
最初の答えを頂きましたヽ(^0^)ノ
でも「ブ〜!」でした(笑)
この鳥の作りは本当に見事です!♪

サインドピースとはサインや作者のマークが入っている、所謂作家物ですね。
サインドピースだから良いとは限りませんし、フェベルジェなどの有名な物は昔から偽物が多いので有名です(笑)
サインドピースだから良いと思い込むのは間違いです。
むしろアンティークジュエリーほどノーサインで優れた作品がある物は他にはありません!

ノーサインの物は僕たちディーラーの選ぶ眼を信じてもらうしかないし、購入される方もある程度の見る目がないと買えない物ですが、その代わり有名なサインドピースに優るとも劣らない優れた作品でもずっとお安くお買いになれるんですよ!

アンティークの価格はその美術的希少価値に比例するのではなく、人気の度合いに影響されることが多いからです。

最初に答えて頂いてありがとうございま〜す♪
皆さんも問題と関係のない質問もどんどんお寄せ下さいね。

BY THE  WAY ゴルゴタCalvaria とローズカットダイヤモンドの互換性??なんでしょうかね。

もしかして磔刑図を頂点として図像を配したカルバリオの形とローズカットダイアの形が類似しているということですか??

 おっとローズカット自体がまったく分かっていないので建築学上の想像をしてしまいました。

東京のKM さん
Gen
KM さん、お久しぶりで〜す♪
クイズのご参加は初めてですね。嬉しいで〜す(^O^)/
 カルバリオは「 十字架の道」の意味ようですが、関係ありません。
 ゴルゴタCalvaria とローズカットダイヤモンドの互換性の問題ではありません。
KM さんには先日造形的に魅力のあるブローチをお買い上げ頂きましたが、もしかして建築関係の研究をされていらっしゃるのかな?

片桐さんこんばんは。
謝肉祭…ではないですよね?
久々にこの作品を拝見できて嬉しいです。

東京のMKさん
Gen
MKさん、こんばんわ〜♪
クイズに参加して頂いて嬉しいで〜す♪
みんな宵っ張りですね〜(笑)だってもう丑三つ時ですよ!
僕には宵の口だけど(笑)毎日朝刊を読んで寝るのが楽しみなんだから〜(笑)

謝肉祭は関係ないですね。

『ゴルゴタの丘』はパリで売れてしまいましたが、あの時はお金が無くてね〜(笑)今も同じだけど(爆笑)
自分で持っていたかったですよ。ホント!
Gen
僕の問題の出し方に問題がありましたね。
これじゃ難しすぎますよね。
これでよく答えを頂いたもんです(笑)
何かヒントが無いと答えようがないですよね・・。

ではこれからヒントを出しましょう。4/10 午前2時4分
これがヒントで〜す♪(分かるかな?)まだ難しいかなあ・・・。

毎日の日課となってしまったルネッサンスHPの閲覧をしていたらクイズをやっていたので不肖ながら参加させていただきます 。
この鳥のクラバットピンの羽毛をローズカットダイヤで表現していますがこれは生きている姿がダイヤモンドのように輝く羽毛を持っている鳥だからではないでしょうか?
富山県のテラさん

Gen
僕のHPを見るのが毎日の日課となってるなんて嬉しいですね〜♪
頑張りま〜す!クイズに参加して頂いてありがとうございま〜す<m(__)m>
おっしゃるとおり、この鳥は宝石のように美しい鳥として知られているようです!
 
富山県のテラさん
もし蒼い色のローズカットダイヤがふんだんにあったらこの鳥にちりばめられていたのではないかと思います。
最初この鳥を見ていたら孔雀バトかと思ったのですがよく見ると顔がもっと野生的で違う鳥なのだなと思いました。輝く青い羽毛を持った熱帯の鳥が求愛行動している姿なのでしょうね。

Gen
蒼い色のローズカットダイヤモンド!!素晴らしい!!夢のようですね!
ホープという名のダイヤモンドをカットした時に、その欠片で作った物だったりして・・(笑)
でもそんなのがあったら1000万円ぐらいの価格になっちゃうかも(笑)

早速こちらの感想など。
小鳥さんは嘴の中の舌まで表現されていて、可愛いですね。生き生きしていて、さえずりが聞こえそう!求愛のダンス中かしら?

静岡県 の88548さん
Gen
88548さん、お久しぶりですね♪
クイズを始めたことで、こうして皆さんとお話出来るのは本当に嬉しいな(^_^)v
そう、この鳥のピンは、嘴とか小枝の作りが素晴らしいんですよ!
この鳥は小さいので小鳥と思われたのでしょうが成鳥ですね。

静岡県 の88548さん
ゴルゴダの素材の一点は、なぜ伏せ字なの?それは象牙細工を被せてある、素材かしら?吹きガラスの球面を使ったように見えます。

Gen

伏せ字にしたのには訳があるからです。
拭きガラスの球面!!違いますよ(@_@;)これは全部がロックリスタル(水晶)で出来てるって書いてるじゃないですか(>_<)ゞ(笑)

静岡県 の88548さん
小鳥の銀のボディも、ゴルゴダの象牙フィギュアも立体感、遠近感が出るように削り出したのでしょうか?
どちらにしても、小さくて、手が込んでいて気の遠くなる作業ですね。
Gen
小鳥は蝋型の鋳造で作った後で彫っています。ゴルゴダは象牙の部分は掘り出している可能性が高いですね。
十字架、馬、人物などを別に作って接着したのでは、400年も剥がれないってことはありえませんから。
小さな物で手の込んだ仕事をしてあるのがアンティークの最大の魅力です!
今のように採算を考えたら絶対に出来ないことですから・・・。

この鳥の仕事で凄いことをしているなと思える所は別にあります!
皆さんはどんな仕事だと思いますか?

静岡県 の88548さん
ゴルゴダは象牙のフィギュアを重ねて配置して遠近感があるように見えます。

そんな感想をもちました。
久しぶりにじっくり見たり考えたりできて楽しいですね。
解説楽しみにしています

Gen

たしかにゴルゴダは人物や馬の位置で遠近感も表現していると思います。
しかしこれらの物は一つの象牙から掘り出しているとすると、大変な手間を掛けて作っているんだなと思います!
以前に扱ったマイクロ彫刻画の作品を思い出します。
88548さん、楽しんで頂けて良かったで〜す♪

Gen
実は三名の方から正解が既に出ています!


この鳥の蒼い羽毛が「ゴルゴタの丘」のジュエリーに使われているのではないでしょうか?

富山県のテラさん
さて、テラさんのおっしゃった「宝石のように美しい鳥」どんなものでしょうね。
一般にはカワセミとか、ケツァールとか言われますけど…
それで、鳥のイメージが離れないままゴルゴダの拡大図を見ましたら、
丘の草地の色が青ミドリっぽいのですね。(こちらのブラウザでは)
鳥の羽など使っているのかな?そして、鳥の羽はピンの鳥のもの?と思い
再度チャレンジさせていただきます!かなり安易ですね(汗

「知る」ってホント楽しい!久しぶりにワクワクします。

静岡県 の88548さん

過去のクイズも出来るだけ見たのですが、皆さん色々な事をよくご存知で、難しい問題に答えていらっしゃるので凄いと思います。

私はまるで初心者なので、ヒントをいただいても全くなんのことやらわかりませんでした。

でも富山県の方の回答を読んで、こんなふうに思いました。

この鳥は尾羽が扇のように広がってとても美しく珍しい鳥だと思うのですが、ヨーロッパ以外の何処かの国の鳥で、「ゴルゴタ」が作られた頃にヨーロッパに紹介されて評判になり、「ゴルゴタ」の象牙の人や馬の後ろに敷いてあるのは、この鳥の羽毛かもしれないと。

鳥の名前もわからないし、「ブー」と言われるのはやっぱりこわいですけれど…

栃木県のマウマウさん


Gen
実は既にテラさん88548さんから正解を頂いていたのですが、もう少しクイズを続けたいからと、答えを掲載するのを待って頂いていたのです。お二人ともすみませんでした。

遅ればせながらテラさん88548さん、正解おめでとうございま〜す<m(__)m>素晴らしい!!♪(^_^)v
そしてマウマウさん,初めてクイズに参加して頂いてありがとうございま〜す<m(__)m>
初めての参加で難問正解おめでとうございま〜す!!
マウマウさんはきっと感が良い方なんでしょうね。

見て感じて考えるのが楽しいんですよ♪
そしてそれを楽しめるのがアンティークジュエリーなんです。

「ゴルゴダの丘」の草は鳥の羽と思われるのですが、この色の鳥の羽はグァテマラの国鳥にもなっている美しい鳥、ケツァールの羽しか無いのです。
そしてダイヤモンドの鳥は、ケツァールですが尾羽が短いから雌だと思います。
コロンブスの新大陸発見以降にヨーロッパに美しい鳥として知られるようになったのでしょう。

「ゴルゴダの丘」の草がケツァールの羽だと分かったのは、僕がジュエリーの修復を頼んでいるX氏(飛んでいるハエを箸でつまんだ人!)が、趣味の釣りの道具を作っているのですが、毛針に使う鳥の羽も集めていて鳥に関しては驚くほど詳しいのです(鳥類図鑑も何冊も持っている)。それで彼に「ゴルゴダの丘」を見せた時に、この羽の色は、ケツァールしかないと言ったので分かったのです!
「ゴルゴダの丘」は16世紀でダイヤモンドの鳥は19世紀後期ですが、ヨーロッパでも美しい鳥として知られていたということですね。

「ゴルゴダの丘」とダイヤモンドの鳥のピンは、時代も材質も全く違いますが、こうしてクイズの問題になるような縁があるのは実に面白いです♪


東京のMKさんが正解が出たことに気づかずに回答を頂きました。
とても愉快で面白い回答なので掲載しますね。

Gen さんagain 東京KM ですわ。昨日は1分でクイズに応募!!(*^^)v 適当な事を言って失礼いたしました。

鳥好きの私からの解釈です。ゴルゴダの丘のクリスタルの中には、地面の位置に鳥の
羽が入っていると思われます。この羽は私の想像からして、鳥のディスプレイの形を分析しますとキジ科の鳥のように思われます。当時19世紀ごろは、アジアや各国から、野生の鳥を
ヨーロッパに持ち込み、愛玩用やコスチュームジュエリー等に使用していたのではないでしょうか??ちなみに私の記憶では16世紀にはアメリカから七面鳥が持ち込まれ、いわゆる感謝祭やキストの復活祭等食されていたと思われます。また孔雀等はアジア特にインドから持ち込まれその光沢のある羽はアルヌーボー時代の帽子等に珍重されていました。(詳しくないからたぶん!!(*^^)v)

即ちピンは孔雀(若しくはキジ科の七面鳥)のオスのディスプレーのstatue ゴルゴダの方は同種の鳥のfeather を使ったのではと推測されます。ただstatueからこのfigureはホロホロチョウ(真珠斑)品種の
ものでしょう。そう考えるとヨーロッパでは家禽として古くから飼育されていたはずですからね。という事で  ズバリ 鳥figure と 鳥 feather という事で How about you ??  (*^_^*)

知らないでメールを送り大恥かきましたか?(笑)まあ最後の想像してこのピンは男性用のものですから、交尾受け入れの鳥のfigureですから、舞踏会若しくは求婚の際
使用し、そのピンで彼女の胸に花をつけたのではないかしら。誠にromantic!! (*^_^*)

ちなみにgen さんわたしはquetzal 見たことがございます。ウキペディアでは全長1mとなっていましたか??実はこの鳥全長は40センチしかございません。確かに南米の首長たる方々はこの羽を重宝
していましたが、まさかヨーロッパに入ってきていたとは、勉強になりましたわ。<m(__)m>ちなみに飾り羽は1mほどにはなりますが、飾り羽は一般的に全長の中には入れませんのでウキペディアの間違いでございます。というわけで結構クイズを楽しむことが出来ましたわ。
ではまた   See  you  !!

森さんの回答はユーモアがあって実に楽しいヽ(^0^)ノ
本当のところ、ダイヤの鳥に関しては僕も自信がある訳ではないんです(・0・)(@_@;)(笑)
次のクイズにもぜひ参加してくださいね〜m(__)m

追記
ダイヤの鳥はどうもケツァールではないようです。ごめんなさ〜い…>_<…
これからは専門外のことは気をつけなくっちゃね(苦笑)


古代アステカではケツァールは農耕神ケツァルコアトルの使いであり、ケツァールの羽毛を身につけることは最高位の聖職者と王だけに許された特権であった。
ケツァールはグアテマラの国鳥で、通貨単位名でもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア』
Gen
クイズに参加して頂いた方には全員に感謝の気持ちとしてルネサンスに遠方からいらっしゃる方の定宿THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYOのクッキー又はケーキをプレゼント致します♪
ケツァール
   
ローズカットダイヤモンド ピン拡大

さてと、まだクイズは終わっていないですよ!
「この鳥の仕事で凄いことをしているなと思える所は別にあります!」

皆さんはどんな仕事だと思いますか?」って僕が聞いてるのに誰も答えてくれないんだから〜(-_-#)(v_v)
次のクイズも準備していますが、これに答えて頂かないと次のクイズは始めませ〜ん(笑)


ええと、クイズ初参加です。
特別なつくりということで、安直ですが、ダイヤですので、もしかしてオープンセッティングされているとか?
となれば、中は空洞ってことになりますよね。

東京都 saori.M さん
Gen
おお!嬉しいですね〜♪
saori.M さん、初めてのクイズ参加ありがとうございま〜す<m(__)m>
初めての方に参加して頂くのはとっても嬉しいです(^O^)/

この場合はオープンセッテイングはありえないことです。
何故なら、中が空洞だとしても裏に光を取り入れる穴が開いていないからです。
これはずしっと重いから空洞ではありませんしね。
極小のローズカットダイヤモンドの場合は、オープンセッティングにすることはまずありません。
過去33年間でも見たことがありません。
もっと大きなローズカットダイヤモンドでは、たまにオープンセッティングの物がありますが、ごく少ないケースです。

鳥の足と止まり木の部分なのではないでしょうか?
  鳥の足と止まり木を別々に作り溶接しないで実際につかまらせているだけなのではないかと思いました。それで何百年もはずれないでいるのがすごいことなのではないでしょうか?
鳥の足  

 ダイヤの留め方も隙間なくとめてあり爪が見えないのもすごいですね。羽毛の部分と羽の部分で違いが出るようにセットしてあるのもすごいな〜と思います。

富山県のテラさん

Gen
大変お待たせ致しました<m(__)m>
急に忙しくなっちゃったのと、この作品に付いて調べたいことが出てきたものですから・・。

それではクイズ&レッスンの再開で〜す(^_^)v

静岡県 の88548さんから何通ものメールを頂いていたのにすっかりお待たせしちゃってゴメンなさ〜い<m(__)m>熱心に答えて頂いてとっても嬉しいで〜すm(__)m アリガトォ


それでは、この難問を皆さんで解決してしまいましょう♪
私が凄いなぁと思ったのはひとつあるんです。

裏まで(服にあたる部分まで)丁寧に彫金されていて、
尚且つダイヤもセッティングされているところです。
静岡県 の88548さん

Gen
鳥の頭部は裏にまでダイヤモンドがセットされていますが、これは普通のブローチならまずあり得ないことです!
これが男性のクラバット・ピンならではの魅力ですね。
クラバット・ピンは、普通のブローチと違い付けた時にくるくる回転するので、立体的な作りで裏も
立体的な作りで表裏が全く同じ作りの物が多いのが特徴ですし、それがまた魅力なのです!♪
それに手に持って鑑賞することも考えて作っているのは、男のこだわりなのかなとも思います。

ピンは日本でもヨーロッパでもブローチに比べて使いにくいということで余り人気がありませんが、それだけにまだ優れた物が豊富にありますし、良い物ほど割安な価格なので僕は積極的に扱ってゆきたいし、皆さんにもお勧めしたいジュエリーです!♪

現在販売中のピン(クラバット・ピン)を見る。

静岡県 の88548
鳥のお尻の羽毛が少し金色がかっているのは、光線の加減でしょうか?
彩色でしょうか?

Gen

お尻や腹部の一部が金色なのはアマルガム(消しメッキ)と言われる水銀を焼き付ける特殊なメッキが施されているようです。

これは古代からある技法で奈良の大仏も最初はこの消しメッキが施されていたので黄金に輝いていたようです。

水銀を焼き付ける時に有毒ガスが発生するので、当時の職人は後遺症で苦しんだ筈だと言われています。

アンティークジュエリーの金メッキはこの消しメッキが使われていますが、ある時期から禁止されています。


静岡県 の88548さん
ゆっくり添付の画像を見ていると、ダイヤのセッティングに少なくとも3種類の技法が使われていることがわかりました。
(携帯で見ているとはいっても見逃すことは多いですね)

鳥の頭部と首から胸にかけて、それから翼と尾羽です

頭部はべセルなしでセッティング。
首から胸はダイヤを一つづつ縁を作ってそこにセッティング(やや角度をつけて浮き上がった瓦(鱗)状に見えます)
翼と尾羽は長めにとった枠の中に複数のダイヤを整列させてセッティングにしてます。

インコを飼っていたので記憶があるのですが、
鳥の頭部はとても小さく丸っこい羽毛が密集しているので、ツルッとした外観でペッタリな印象です
また胸辺りは楕円のような頭部のものより大きめの羽毛で覆われていて、
空気を含むと愛らしいふっくらとした印象になります。
そして尾羽、翼はシャープな長い羽ピンの鳥のセッティングは各々の羽とその特性を上手く表現したものだなと、感動してしまいました。
Gen

いや〜!88548さんの観察力はたいしたものですね〜!♪素晴らしい!!♪

そうなんですよ。作者は極小のローズカットダイヤモンドの留め方を工夫することで、鳥の体を出来るだけ写実的に表現しようとしたのだと思います。

この鳥のピンの作者はいったいどんな人だったのだろうと思いますし、彼の作った他のジュエリーも見てみたいものだと思います。


静岡県 の88548さん
実はいままで片桐様のサイトで鳥モチーフを扱われていたものには、あまり興味がもてませんでした。
多分それは、素材を生かした作り(パールの形状が似ているから)だとか、なにか心情的な(可愛い
、面白い)テーマが優先されているように思えたからだと思います。
けれど、今回の鳥(肉垂のようなものが見えるので、雉の仲間かも?)は写実に徹した素晴らしいものでとても購買意欲をそそります!(よい方の所へお嫁に行ったようで安心していますが)
カメオもそうですが、私は写実が本当に好きなんだなとつくづく思った次第です。

Gen
写実的な作りの物が少ないのは、それだけ作るのが難しいからです。
特にこのピンのように小さな物で写実的な物が極めて少ないのは、小さければ小さいほど作るのが難しいし、既製品ならお金になりにくいということでしょう。
職人のX師にこれを見てもらったところ、彼は大絶賛!!!♪
小さなダイヤを使ったジュエリーで、これ程の見事な仕事の物があったとはと感激してくれたのです!!価格を言ったら二度びっくり!!そんなに安いのなら僕が欲しいと言っていました!
いや〜、嬉しいですね〜♪

これは極小のローズカットダイヤモンドの留め方が今では絶対に不可能な留め方で、ほとんど見えない程の小さな爪も使っているのもあるけれど、爪が無いのもあり、石が二つ並んでいる所はダイヤでダイヤを抑えるような信じられない留め方をしていると言っていました。

金の嘴と目の周りの金の縁取りは素晴らしい細工だと絶賛していました!
鳥の種類は七面鳥だろうとのことでした。

僕は鳥が乗っている小枝の裏にネジ穴のような物が二つあるのが不思議でならなかったのですが、鳥博士と言っても良いほど鳥に詳しい彼が、この鳥のピンは剥製をモデルにして作ったから、鳥の剥製が台に取り付けられている状態を忠実に再現したんじゃないかと言うのです。

それで謎は解明!!
僕はこの七面鳥の剥製の持ち主がこのピンの作者に剥製を持ち込み、ローズカットダイヤモンドのクラバット・ピンの製作を依頼したんじゃないかと思います。
だから台のねじ穴のような物まで忠実に再現したのでしょう。

このピンのように小さな作品を見る時は、その大きさを強く意識して見ないと、その本当の魅力や細工の凄さがなかなか分からないものなのです!
大きく拡大した画像を見ていると欠点とは言えない部分が欠点に感じられたりしますからね。

小さくて優れたジュエリーほど、実物を手に取って見てみないとその仕事の凄さや魅力は分からないものなので、僕はそれでいつも悔しい思いをしています!!

僕のギャラリーに来て実物を見て頂ければ、絶対に素晴らしい物だと分かって頂けるのにネットの画像と説明だけでは分かった頂けていない物が沢山あるんですよ。

例えばこれらのジュエリーが代表的な物です!!
画像をクリックしてご覧下さい。↓

これでこの問題に関しては終了致します。参加して頂いた皆さん、ありがとうございました<m(__)m>
次のクイズも準備してありますので、明日からスタート出来ると思います。お楽しみに〜♪
サファイヤ ブローチ アザミ ブローチ バスケット型ブローチ
カーブド・アイボリー ブローチ マザーオブパール バスケット型ペンダント ライオンとネズミ
     

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